⑫ 白夜 ホワイトナイツ
1985 アメリカ 監督：テイラー・ハックフォード 出演：ミハイル・バリシニコフ、グレゴリーハインズ 他 |
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この映画、冒頭から バリシニコフの舞踏に 圧倒されます。この人、実際 超一流のバレエダンサーなんですよね。 情感たっぷりの 表現と その身体能力は、それだけで、見る者に 感動を与えてくれます。
でも この映画、ダンスを前面に押し出した そこら辺にある 華やかな映画じゃないんです。
現、ロシアが ソ連 と呼ばれていた東西冷戦真っ只中、ソ連から アメリカに亡命していた 有名なバレエダンサー ニコライ（バリシニコフ）の乗った飛行機が、世界ツアーの途上、 事故によりソ連領土内に緊急着陸を余儀なくされる。 ニコライは亡命者・・・ ソ連に帰ることは 拘束あるいは死を意味する・・・・。
意に沿わず ソ連に帰ってきてしまった ニコライの運命は！？
という、スリルと、サスペンス、政治問題まで含んだ、とても深い内容の映画です。
あと、忘れちゃいけないのが、競演者 グレゴリー・ハインズのタップダンス！
この人も、本物！ ブロードウェイの実力タップダンサーなんですよね。 世界的バレエダンサーと、タップダンサーの競演！
これだけで、ダンス好きな方には ヨダレものでしょ？（笑）
肉体表現と、俳優としての演技、その両方が、脚本の面白さを軸にして展開していきます。
じっくり、見て欲しい映画ですね。
主題歌の ライオネル・リッチー「SEY YOU SEY ME」も 極上です。 |
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